パク・ボゴムが演じたイ・ヨン(孝明世子〔ヒョミョンセジャ〕)の最期とは?

自ら漢方薬を選定

当時の朝鮮王朝の中で漢方薬の専門家が身分を越えて集められた。孝明世子の病状はそれほど深刻だった。
しかし、5月になると病状がいくらか落ちついた。
そのときの孝明世子は昌徳宮(チャンドックン)の中にある熙政堂(ヒジョンダン)で病床に伏せていたのだが、5月2日には側近の臣下たちを呼んでいる。話ができるほどに回復してきたと見ることができる。




さらには、孝明世子が自ら漢方薬の種類まで決めている。彼は薬についても相当詳しい知識を持っていたのだ。
5月4日になると、孝明世子の妹であった明温(ミョンオン)公主(コンジュ/王の正室が産んだ王女のこと)の夫が病床を見舞っているし、側近の臣下たちも再び孝明世子に呼ばれている。
病状も小康状態といったところだったのだが……。
5月5日、治療チームの中に丁若鏞(チョン・ヤギョン)が加わった。
(ページ3に続く)

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