カテゴリー:登場人物の実像
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済州島に流罪/光海君物語7
2006年に韓国で放送された「王の女」は、光海君(クァンヘグン)の後ろ楯になった金介屎(キム・ゲシ)を描いています。彼女は光海君の父親の宣祖の時代から、女官として有能に働きました。なによりも、人を動か…詳細を見る -
仁穆王后の恨み/光海君物語6
光海君(クァンヘグン)が追放された後、彼の統治時代の歴史が「朝鮮王朝実録」に記録されました。クーデターを成功させた仁祖の一派が作りましたので、自分たちのクーデターを正当化するために光海君を大変な悪者に…詳細を見る -
大同法の実施/光海君物語5
明から何度も催促がきて、最後に光海君(クァンヘグン)はようやく最小限の援軍を出しましたが、後金に対しても使者を出して「あまりにも明に言われたので、やむを得ず援軍を出しました。けれど、歯向かうつもりはあ…詳細を見る -
外交政策の選択/光海君物語4
光海君(クァンヘグン)の政治的な業績を見てみます。光海君が1608年に即位したときは、豊臣軍による朝鮮出兵からわずか10年で、国土がまだ荒廃しており、王宮のほとんどが焼失していました。戦乱の後遺症があ…詳細を見る -
クーデターが起こる/光海君物語3
仁穆(インモク)王后は、形の上では光海君の母親になります。大妃(テビ)という朝廷の最長老なのです。朝鮮王朝は儒教を国の教えにしていたので、長幼の序を厳格に守り、親行こそが最高の徳目でした。 [c…詳細を見る -
15代王として即位/光海君物語2
宣祖(ソンジョ)は光海君(クァンヘグン)を世子に指名したあとも、実はまだ嫡子にこだわっていました。最初の正室が亡くなった後、彼は仁穆(インモク)王后と再婚しました。その仁穆王后が、1606年に宣祖の嫡…詳細を見る -
激しい後継者争い/光海君物語1
15代王・光海君(クァンヘグン)は、クーデターで廃位にされた王ということで、かつては暴君というイメージが先行していました。しかし、その後の歴史研究が進むと、「そうではないのではないか」と評価が変化して…詳細を見る -
朝鮮王朝で「性格がきつすぎる王族女性」と称された5人は誰か
朝鮮王朝には国王ですら恐れた「性格がきつすぎる王族女性」が何人もいたが、その中で特に5人を選んでみよう。彼女たちは韓国時代劇にも登場して王族男性をよく震え上がらせている。 最…詳細を見る -
朝鮮王朝で一番ひどい極悪ファミリーとは?
朝鮮王朝の政治の世界では、多くの悪人が暗躍していた。それは、韓国時代劇が描くとおりだ。その中で家族がこぞって悪人だったのが、文定(ムンジョン)王后と尹元衡(ユン・ウォニョン)と鄭蘭貞(チョン・ナンジョ…詳細を見る -
正史『朝鮮王朝実録』で極端に悪く書かれた燕山君(ヨンサングン)!
朝鮮王朝の27人の国王の中で、10代王の燕山君(ヨンサングン)は暴君として評判が最悪です。こういう国王がなぜ即位に至ったのか……それはまさに歴史の「落とし穴」と言えるでしょう。 …詳細を見る