張禧嬪(チャン・ヒビン)の最期!ドラマと史実はどう違うのか

ドラマと史実の落差

張禧嬪は死に際してまで、多くの人を狼狽させた女性だった。
『トンイ』での張禧嬪の最期は、物語終盤に描かれている。
罪状が決まった母を心配する世子は、粛宗にもっとも信頼されているトンイのもとを訪ね、助けを求める。心優しいトンイは世子の必死な姿に胸を打たれ、兵士たちに張禧嬪との面会を許すよう命じる。




いくらトンイの頼みでも、王命を受けている兵士たちは、面会を認めるわけにはいかず、張禧嬪と世子は引き離されてしまう。
泣き叫ぶ張禧嬪は、トンイの姿を確認すると、すがりついて「世子を守って欲しい」と懇願する。
このように『トンイ』では、張禧嬪がトンイにひざまずいて懇願することで、2人の女性の戦いの決着を演出していた。
それは、史実とはかなり違っていたのだが……。

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