主人公2人の恋愛が軸となる物語
小さいころから霊能力を持つウノは、自分の記憶を取り戻すために現世をさまよう幽霊アランと出会う。しかし幽霊嫌いのウノは、彼女に対して見えないふりをしていた。ひょんなことから使道(サト)になった彼はアランの正体さがしを手伝う。
ウノはさまざまな方法でアランの記憶を蘇らせようとするが、いっこうに戻る気配はない。彼女は自分がなぜ死んだのかを聞きに、あの世で玉皇上帝と閻魔大王に会いに行くが真相はわからず、2人から「自分で真実を明かせ」と言われ、新しい命を授かった。
あの世から、人として戻ってきたアランにとまどうウノ。彼は頭脳明晰ではあるが、母親に弱いという唯一の弱点を持っていた。ウノは使道としてアランの正体さがしを手伝いながら、やがて運命的な事件に巻き込まれていくことになる……。(ページ5に続く)