パク・シフとムン・チェウォン!『王女の男』の主役カップルがいい

 

韓国時代劇の『王女の男』は、朝鮮王朝6代王・端宗(タンジョン)の時代に起こった王位強奪事件を題材にして作られたラブストーリーである。「朝鮮王朝版のロミオとジュリエット」というキャッチフレーズがあるように、「引き裂かれた愛」がテーマになっている。

感情の変化が大きい役

『王女の男』とは、どんな内容なのか。
王位に執念を燃やす端宗の叔父・首陽(スヤン)とそれを阻止しようとする金宗瑞(キム・ジョンソ)。2人の対立が深刻化していく中、首陽の娘・セリョンと金宗瑞の息子・スンユは惹かれ合っていく。
そんなストーリーが骨子になっている『王女の男』。このドラマが注目されたのは、秀逸なシナリオと美しい音楽にプラスして、俳優たちの確かな演技力があったからだ。




名家の生まれながら復讐に執念を燃やしていくキム・スンユを演じたパク・シフ、愛する人への思いを貫くイ・セリョンに扮したムン・チェウォン。2人の渾身の演技は『王女の男』の世界感を大いに盛り上げた。
特に、スンユは感情の変化が大きい役だった。貴公子としてのスンユと復讐者としてのスンユをパク・シフは巧みに演じ分けた。
そんな彼は、スンユを演じることについてこう語った。
「これまで色々なドラマに主演したことで、それなりのノウハウを身に付けたと思っています。ですから、スンユというキャラクターを演じるにあたって、難しいとは思わずに楽しく撮影に臨みました」(ページ2に続く)

『王女の男』の面白い撮影エピソード

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