「姉さん女優」と互角に渡り合ったイ・ミンホ
韓国ドラマは、年上の女優と年下の男性を主人公カップルに設定するケースが非常に多い。
『太陽を抱く月』のハン・ガイン(1982年生まれ)とキム・スヒョン(1988年生まれ)の組み合わせがよく知られているが、『シンイ―信義―』に至ってはキム・ヒソン(1977年生まれ)とイ・ミンホ(1987年生まれ)には10歳の年齢差がある。
こういう例がなぜ多くなるのかというと、主役をまかせられる女優が30代に多くて20代に少ないという韓国芸能界の事情が決定的に影響している。
イ・ミンホにしてみれば、美人女優の代名詞であったキム・ヒソンは「雲の上の存在」だったかも。そんな大物と共演することになってイ・ミンホもかなり重圧を受けただろうが、撮影中に彼はキム・ヒソンと堂々と渡り合っていた。そんな役者魂に触れるのも『シンイ―信義―』を見る楽しみの1つだ。