時代を超えた切ない恋の物語
高麗王朝1351年。時は、新しく即位した若き王・恭愍王(コンミンワン/リュ・ドックァン)の治世だった。王一行は、チェ・ヨン(イ・ミンホ)率いる近衛隊に護衛され、元から帰国。その途中、刺客に襲われ、王妃(パク・セヨン)が負傷する。チャン侍医(イ・フィリップ)は、伝説の“神医(シンイ)”でなければ王妃の命は救えないと言う。チェ・ヨンは神医を求めて天界へ繋がる“天の穴”に入り込む……。
チェ・ヨンがたどり着いたのは、2012年のソウルだった。そこで出会ったのが、整形外科医のユ・ウンス(キム・ヒソン)。チェ・ヨンは、彼女を神医と勘違いし、高麗時代へ強引に連れて行ってしまう。
ユ・ウンスは、理由もわからず王妃の手術をし、成功させる。そして、現代へ戻ろうとするが、王命により引き留められ、天の穴も塞がってしまう。さらに、彼女の握った剣がチェ・ヨンの胸に刺さり、重傷を負わせてしまう……。(ページ3に続く)