イ・ヨン(孝明世子)の父の純祖(スンジョ)は誰?/「雲が描いた月明り」特選13

思わぬ悲劇

「孝明世子の妻の実家である豊壌・趙氏の一族を重用して安東・金氏に対抗させよう」
それが純祖の腹積もりであった。
実際に、純祖の思いどおりに政治は動いていった。
頼もしい孝明世子の成長にしたがって、豊壌・趙氏の勢力が安東・金氏を上回るようになったのだ。
「余もこれで王としての力を発揮できる」
純祖は自信を深めたのだが、思わぬ悲劇が彼を襲った。最愛の孝明世子が1830年にわずか21歳で亡くなったのだ。




絶望の淵に立たされた純祖。後ろ楯を失った豊壌・趙氏も勢力が弱まってしまい、安東・金氏が完全に復活した。
悲しみに暮れた純祖は失意の中で1834年に44歳で世を去った。
父である名君・正祖の後をしっかり継げなかったことは、さぞかし不本意であったことだろう。

主人公イ・ヨンのモデルとなった人物は?/「雲が描いた月明り」特選1

イ・ヨン(孝明世子)の生き方は?/「雲が描いた月明り」特選2

イ・ヨン(孝明世子)とホン・ラオンの関係は?/「雲が描いた月明り」特選3

休日にゼッタイ見たいドラマ/「雲が描いた月明り」特選10

イ・ヨン(孝明世子)はどれほど優秀だったのか/「雲が描いた月明り」特選11

イ・ヨン(孝明世子)の実母の純元(スヌォン)王后は誰?/「雲が描いた月明り」特選12




固定ページ:
1

2

関連記事

ページ上部へ戻る