韓流時代劇の常識を変えた傑作!チョン・グァンリョル主演『ホ・ジュン~宮廷医官への道~』

 

『馬医』がイ・ビョンフン監督の最高到達点にある作品だとすると、『ホジュン』は同監督の出世作であると同時に、韓国時代劇ブームの“原型”ともなった象徴的な作品。時代背景や当時の熱狂ぶりを振り返りながら、『ホジュン』がどう時代劇の常識を変えたのか、見ていきたい。

時代劇に賭けた復帰作

『ホジュン~宮廷医官への道~』は、1999年11月22日から2000年6月27日まで全64話で放送されたMBC時代劇。MBCの社員であったイ・ビョンフン監督にとっては、デスク業務から製作現場に戻って手掛ける、10年ぶりの記念すべき復帰作でもあった。




そこで選んだのが時代劇。MBC入社後、何本かのドラマ制作に携わる中で、時代劇への愛情と関心を深めていたイ・ビョンフン監督の心の中には、この時すでに、時代劇こそが自分にあったジャンルだという確信があったという。
テーマは、朝鮮王朝随一の韓方医として知られるホ・ジュン(許浚1539-1615)の生涯だ。
ホ・ジュンに関しては、1990年に発売された李恩成(イ・ウンソン)の手による「小説 東医宝鑑(トンイポグァン)」(「東医宝鑑」はホ・ジュンが編纂した医学書)がベストセラーになるなど韓国内における人気が高く、身分制の壁を乗り越えて宮廷一の医官となったホ・ジュンの生きざまは、最高のサクセスストーリーになるとイ・ビョンフン監督は考えていた。(ページ2に続く)

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