『華政』の主人公の貞明公主(チョンミョンコンジュ)はその後をどう生きたか?

広大な土地を所有

貞明公主は夫の洪柱元(ホン・ジュウォン)との間に7男1女をもうけた。息子たちは立派に出世していった。
その子孫の中には、名君と呼ばれた22代王・正祖(チョンジョ)を補佐して活躍した高官の洪国栄(ホン・グギョン)など、優秀な人物が多い。
一方、54歳で世を去った仁祖の後を継いで、17代王・孝宗(ヒョジョン)として即位したのは、二男の鳳林(ポンニム)である。




その後、朝鮮王朝の王位は孝宗から18代王・顕宗(ヒョンジョン)、19代王・粛宗(スクチョン)へと移っていくが、貞明公主は王族の長老女性として丁重な処遇を受けた。特に、貞明公主は豪華な屋敷や広大な土地を所有し、裕福に暮らしていた。彼女がそのように暮らすことができたのは、母親の仁穆(インモク)王后がクーデターを起こした仁祖に大義名分を与えたからだ。
それによって、大義のためにクーデターを起こしたことを証明することができた仁祖は、仁穆王后へのお礼として、貞明公主に広大な土地と豪華な屋敷を贈ったのである。
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