王朝の危機に手を結んだ貞熹(チョンヒ)王后と韓明澮(ハン・ミョンフェ)!

堂々たる貞熹王后の宣言

貞熹王后は韓明澮に、「月山君か者山君を王に推薦するので、自分を支持するように」と取引を持ちかけた。
自分の血縁が王になる……韓明澮が拒む理由はなかった。
韓明澮を味方につけた貞熹王后は心強くなった。彼女は高官たちを一堂に集めて重大な発表を行なった。
それは者山君を次の王にするというものだった。
この決定を聞いて驚いた高官たちは、自分たちが後手に回っていたことにようやく気づかされた。
しかし、有力者の韓明澮を敵にすることはできず、決定を認めるしかなかった。




とはいえ、貞熹王后が下した決定には、多くの疑問が残った。
それは、懿敬の長男の月山君を差し置いて二男の者山君が王になったことだ。高官たちの疑心がふくらむ中で、貞熹王后は堂々と言い放った。
「殿下(睿宗のこと)のご子息である斉安はまだ5歳と幼く、王になれば混乱が起こるでしょう。また、懿敬の長男である月山君はからだが弱い様子。その点、者山君はまだ12歳と若いですが、亡き先王(世祖のこと)も認めるほどの優れた才能をお持ちで、王にふさわしい」(ページ3に続く)

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