アーカイブ:2017年 10月
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『テバク』はいつの時代を描いているのか
チャン・グンソクが主演した『テバク~運命の瞬間(とき)~』。朝鮮王朝時代で一番面白い時代を描いた大型時代劇なのだが、ドラマをもっと楽しく見るために、歴史的な背景について説明しよう。 重要な役…詳細を見る -
なぜ朝鮮王朝を舞台にした時代劇は刺激的なのか(後編)
前編では、張禧嬪と貞純王后について述べました。後編では、朝鮮王朝でも特に刺激的な国王を取り上げます。それは、初代王の太祖と15代王の光海君です。 やってはいけないこと …詳細を見る -
なぜ朝鮮王朝を舞台にした時代劇は刺激的なのか(前編)
韓国時代劇はストーリーが刺激的です。欲望、裏切り、陰謀、殺意、毒殺など……。特に、朝鮮王朝を舞台にした作品は、人間の感情が丸出しになります。当時は儒教が国教でしたが、倫理観は立派でも、やっていることは…詳細を見る -
イ・サン(正祖〔チョンジョ〕)の毒殺疑惑4
1800年6月、正祖(チョンジョ)は危篤状態に陥った。貞純(チョンスン)王后はこう叫んだ。「私が直接薬を差し上げてみるから、臣下の者たちはしばらく下がっていなさい」。その命令を受けて、重臣たちは部屋の…詳細を見る -
イ・サン(正祖〔チョンジョ〕)の毒殺疑惑3
1800年6月に発病した正祖(チョンジョ)。徐々に身体が衰弱していった。6月28日になると、病状はかなり悪化していき、病床を囲む医官たちの間でも緊張感がみなぎっていった。 …詳細を見る -
イ・サン(正祖〔チョンジョ〕)の毒殺疑惑2
22代王・正祖(チョンジョ)が病をわずらったのは1800年の6月下旬だった。旧暦の6月下旬というと、新暦でいえば7月から8月にかけての頃である。蒸し暑い日が続き、正祖は「毎日よく眠れない」と嘆いた。 …詳細を見る -
イ・サン(正祖〔チョンジョ〕)の毒殺疑惑1
朝鮮王朝にいた27人の王の中で、ドラマ『イ・サン』の主人公になった22代王・正祖(チョンジョ)ほど学問に精通した王は他にいなかった。「学問の道に進んでいれば、大学者になっていたことだろう」。そう評価さ…詳細を見る -
韓国ドラマで女性脚本家が優秀な理由
日本でもドラマのシナリオ執筆で女性脚本家が活躍しているが、韓国は日本以上にテレビドラマで優れた女性脚本家の存在が目立つ。そこには、どんな理由があるのか。いかにも韓国らしい脚本家事情をさぐってみよう。 …詳細を見る -
韓国のドラマはなぜ時代劇がとても多いのか
時代劇が数多く作られる理由は、端的にいえば「視聴率が取れる」からである。毎年のように、爆発的に大ヒットする傑作時代劇が生まれていて、このジャンルは視聴者から根強い支持を受けている。必然的に、ドラマの中…詳細を見る