キム・スヒョン主演!フュージョン時代劇の究極形『太陽を抱く月』

「愛」だけではない多くの魅力

『太陽を抱く月』はたしかに「愛の物語」なのだが、一方では不可解なヨヌの死についての真相を明らかにする「ミステリードラマ」の性格も濃い。死の背景には王朝内における権力闘争と、それにかかわる陰謀が存在する。
傑作ミステリーでは、メインストーリーを縦糸とすれば、それにクロスする横線が謎解きの伏線として必ず張られる。




そのカギとなる人物は誰か? そこは見てのお楽しみだ。
また架空の物語とはいえ、見る者にとっては、「この時代、あの人物のモデルは誰なのか?」とあれこれ想像する楽しみもアリかもしれない。
話題作『太陽を抱く月』の新感覚ワールドに、どうか身も心もゆだねていただきたい。(ページ5に続く)

韓国時代劇の傑作紹介1『朱蒙(チュモン)』

朝鮮王朝の初代王物語(前編)

韓国時代劇の華麗なる系譜(前編)



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