『テバク』!日本での放送のための歴史解説

粛宗をめぐる女性たち

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チェ・ミンスが演じると粛宗(スクチョン)も並の王ではない(写真/韓国SBS『テバク』公式サイトより)

『テバク』の脚本を担当するのは今年40歳のクォン・スンギュ氏。過去に『ペク・ドンス』と『火の女神ジョンイ』の脚本を書いている。
時代劇というと、大ヒット作は女性脚本家の場合が多いのだが、男性のクォン・スンギュ氏は大がかりなストーリー設定に定評がある。その点で大いに期待できる。
それでは、『テバク』の背景になっている時代について説明しておこう。
朝鮮王朝の19代王だった粛宗(スクチョン)。ドラマ『テバク』では、名優のチェ・ミンスが演じている。
歴史上で見ると、粛宗には合計で4人の正室がいた。




最初の正室は仁敬(インギョン)王后だったが、天然痘のためにわずか19歳で亡くなっている。
二番目の正室は仁顕(イニョン)王后で、人格が優れていて多くの人から慕われたが、子供に恵まれなかったために、次第に粛宗の寵愛を失っていった。
代わって粛宗に愛されたのが張禧嬪であった。
一介の宮女にすぎなかった張禧嬪。巧みに粛宗に近づき、ついには粛宗との子を成して宮中での権勢をほしいままにした。
ちなみに、「嬪(ピン)」とは王の側室の中で最も高い地位にいる女性につけられる品階である。その上は、もう「妃」しかない。
張禧嬪はその座を狙った。(ページ3に続く)

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